去る9月29日(日)、石橋4丁目の「ナムのひろば文化会館(正福寺内)」で、第6回の仏教公開セミナーが開かれ、「お坊さん”和の心”を語る」と題して、3人のお坊さんにご法話いただきました。
釈迦院の赤松住職は、人は自分中心に物事を見、判断していることを身近な例をあげて示され、あらゆる執着を離れた仏さまから見た「一味和合」の心を説いてくださいました。長楽寺の西田副住職は、心をこめて仏さまに捧げる「供養の心」の大切さとその実践をお説きくださいました。正福寺の末本住職は、仏の救いは、肩書や能力や貧富、善悪によって決まるのではなく、多少の能力や善悪の違いがあるにしろ、人は「皆ともに凡夫(ただびと)」であり、仏はそういう私たち凡夫を見捨てられないと説かれました。
参加された皆さまは、口々に為になった。自分の生き方を改めて問い直す機会となったと感想を述べられ、喜んでおられました。
※写真は上から赤松住職、西田副住職、末本住職、司会の金子丈雄住職(大廣寺)